そら豆の季節になると、毎年、毎年、同じことを思います。

そら豆のさやは中がふかふかのゆりかごのようで、
そら豆たちは大事に大事にされていて、なんだかうれしくなってきます。

きっと、他の果実や種の中にもふかふかのベッドを持っている者たちがいるのでしょうが、
人間せんせいは自然の姿をあまり知らないので、
殊のほか、そら豆がうらやましくて、
今度生まれ変わるときには、そら豆もいいなぁ・・と思います。

ふかふかのベッドでずっと寝るんだ♪
眠りの森のそら豆になって、ずっと、100年も寝るんだ・・・

そんな風にそら豆を愛しく思っているにもかかわらず、
やっぱりこの季節にはそら豆を食べたくて、
いい気持ちで眠っているところを、無理に剥いて取り出し、
なんと、五右衛門よろしく、釜茹でにし、
うらやましいはずのふかふかの快適ゆりかごも捨ててしまいます。

そして、茹でてつるんと食べるときに、
やっぱり毎年思い出します。
ジョセフィーヌが言ってたことを。

「茹でたそら豆って足の裏の臭いがするよね。」

くんくん。

人間せんせいは、残念ながら、足の裏は食べたことがありませんので
お味のところは知りませんが、
匂いに関しては、やっぱりそうかもなぁ・・と感動さえしながら、
今年もおいしいそら豆、いただきまぁす!


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2010.06.03 


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