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鎖に繋がれた足を引きずって、やっと何とかこぎれい通りに出ることができましたが、 
話に聞いていたのとは様子が違いました。 
 
市場はどこよ・・・食材やさんは・・? 
カフェは? 雑貨やさんは? イタリアの靴は~?バッグは~~~っ!? 
 
通りにある店々、ことごとくシャッターが閉まっていました。 
定休日なのか? 
いえ、長~い昼休みなのでした。 
きっと、3時ごろにならなければ開きません。 
 
事前にここの話を聞いて、買い物はみんなここでと思っていた人間せんせいは、 
肩にも背中にも鉄杭を打たれたような思いでしたが、 
まぁ、イタリア食材なら空港にもあるでしょう、 
子どもにはチョコレートでもいいでしょう、バッグや靴も要らないでしょう、 
では、ホテルへ直行しましょうと、きりりと前を向きました。 
 
ヴァチカンからホテルまで、1キロか1キロ半くらいでした。 
朝は、写真を撮りながらでも20分ほどで着いたのです。 
それが、帰りは1時間以上もうろうろしてしまいました。 
 
ホテルに着けば、ほわぁ~っと倒れこみます。 
倒れこめば、すぐには起き上がれません。 
 
このまま寝てしまいたい・・・ 
でも、ローマ散策がヴァチカンとエロイ広場だけでは悲しい・・・ 
 
もう2時を過ぎていました。 
休みながら地図を確認したりして、ホテルを出たのは3時近くになってしまいました。 
 
そういえば、自転車に乗っている人なんて全く見ないので、 
人間せんせいも自転車はやめてとことこ歩くことにしました。 
いちいち止めて地図を広げ、カメラを取り出していたのでは、かえって不便かもしれません。 
 
とことことこ・・・ 
この道を真っ直ぐ行くとヴェネツィア広場で、 
その向こうが、目指す古代の遺跡、フォロ・ロマーノ。 
 
しかし、まっすぐ行かないのが人間せんせいであります。 
あっちの通りがなんか素敵と曲がったり、こっちの雑貨やさんを覗いてみたり。 
ねこの楽焼掛け時計を買ったり、 
日本では見かけない、ハートやソフトクリームの形の色とりどりのパスタを、 
子どものお土産に買ったり。 
オリーブオイルやソース缶は重いから後で、とは賢く思いとどまりましたが、 
パスタや乾燥トマトやポルチーニは、軽くてもかさがあって、 
結局また大荷物になってしまいました。 
 
いかんいかん。 
フォロ・ロマーノに行かないうちに日が暮れてしまう。 
 
元の道に戻ろうと小道の角を曲がった時、 
ふいにパンテノンが堂々とその姿を現しました。 
 
わっ・・・! 
 
この街の魅力と不思議は、現代と中世と古代が混在し、 
それが、石畳の通りと石の建物の中で違和感なく溶け込み、 
しかも圧倒的な存在感を持ってそれぞれの歴史を証明しているところです。 
小道を入ると突然中世に、建物の角を曲がると急に古代に紛れ込んだようで、 
タイムスリップをしているようで、わくわくどきどきの散策です。 
 
ローマはどこを掘っても遺跡が出てくるというそうですが、 
確かに、そのへんにごろごろ石が転がっています。 

パンテノンは、紀元180年くらいにできたものだそうですが、 
古代ローマ遺跡の中で保存状態がよく、建物としては形がちゃんと残っています。 
最初は神殿として作られたものが、紀元600年頃に教会として使われるようになったとか。 
こんな大きな柱、どうやって切り出して、どうやって立てたのでしょう。 
完成のとき、人々はどれほど誇らしかったでしょう。 
このマリア像の下にはラファエロが眠っているそうです。


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正面だけでなくぐるっと後ろの方を回りながら、また横道を歩き出してしまいました。 
さぁて、今はどの道を歩いているのだか・・・? 
 
そうしてまた角っこを曲がったら広場に出て、 
そして、そこをよく見たら・・・!! 

 
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あっ!これぞ、古代ローマの遺跡!! 
あちこちで石が倒れて崩れていますが、神殿も上下水跡のようなものもありました。 
 
ここが、フォロ・ロマーノなのか? 
 
フォロ・ロマーノへ着く前には、ヴェネツィア広場もあったはずで、 
その向こうにはコロッセオも見えるはずで、 
巨大な建造物ゆえ、見過ごすはずもないのですが、 
ローマは道が広くなく、建物も密集しているので、 
目の前の大きな建物にさえぎられて見えなかったのかもしれないし、 
あちこちくねくね歩いたので、やっぱりどこかで通り過ぎたのかも知れません。 
 
思ったよりは小さいんだな・・・。 
学校の校庭くらいの広さでしょうか。 
 
見るとそこにはねこがた~くさんいました。 
ちょうどパンを投げ込んだ人がいて、あっちからもこっちからも集まってきました。 
塀にはかりかりも山になっていて、ねこ達はまるまる太っていました。 
 
古代遺跡にねこ。 
過去の遺産として人間にとっては大事なものでも、 
ねこにとっては、登っては降りる石の遊び場、 
走り回る草っ原はあるし、大きな木もあるし、雨が降ったらもぐりこむ穴もあるし、 
車は入らず、怖い人間もいなくて、こうやってご飯ももらえて、きっと幸せだろうねこ君たち。 
夕焼けがそろそろ始まろうとする頃、人間せんせいも幸せ感でいっぱい♪ 
 
 
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2005.11.28 


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