外に来るねこさん達のうち、黒と白、牛柄の「うっしぃ」は一族が違っています。
もう5年くらい我が家の庭に遊びに来ている最古参で、
人に馴れていて、穏やかでとてもいい子です。

オスかメスかわからないのですが、
どちらにしても避妊はしてあるようで、お尻はつるんとし、
子どもを生む様子もありません。

向かいの公園を抜け、その奥のマンションの方から来るようで、
そこでは外のねこさん達にご飯をあげている話も聞いたことがあります。
人間せんせいは「うっしぃ」に声をかけるくらいで、
「こせん」達が来る前はご飯をあげたりはしませんでした。

「こせん」達にご飯をあげるようになってから、
遊びに来るだけでなく、ご飯も時々食べに夜に顔を出すようになり、
でも、「こせん」一族と争いになることもなく、
遠慮気味に後ろで待ち、のんびり食べて、また向こうへ帰っていきます。

1年ほど前、まだその頃は遅れて来た子のためにかりかりを置いていたのですが、
夜中にお皿を片付けようと庭に出てみると、
向かいの公園の方へ「うっしぃ」が帰って行くところでした。
街灯が明るくて、誰もいない公園がよく見え、
人間せんせいはしばらく「うっしぃ」の後姿を見ていました。

彼(と一応しておきますが)は、木の根元で爪を研いだ後、
そのまま後ろ足で上手に立ち、
くるりと身体をまわして傍の遊具の手すりに手をかけたり、
砂場の縁を楽しそうに歩いたりしていました。
夜中の誰もいない公園は彼が独り占めで、
近くで見たら「うっしぃ」はにっこり微笑んでいただろうと、
人間せんせいも楽しくなりました。



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その時のことをテーマにできたのが「真夜中のワルツ」という歌でした。
お時間のある方はどうぞ。


<真夜中のワルツ> mp3

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2010.05.28 


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