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3番目の病院で治療を受けましょうと決め、
もう一度マンモグラフィーの検査を受けました。
すると、前に一郎先生が良性と判断した「さっちゃん」の方を
何だか丁寧に検査していきます。

え・・・なになに・・・?
何か、嫌~な予感だよ。
まさかね・・・「さっちゃん」もだったら2つとも取っちゃって、
前が胸じゃなくて、背中になっちゃうじゃん・・・・

そして今度はマンモトームという、
マンモグラフィーと太い針で採る生検を組み合わせたような機器で、
正確な診断にもっていきます。
あわれ「さっちゃん」も「みっちゃん」と同じく、
麻酔後に切開され太い針でぐさぐさと・・・ううううう、痛いよぉ~~~。

結果は、そのまさか、でした。
「みっちゃん」に次いで「さっちゃん」にもDCISの診断が下りました。
良性が悪性に変わることはないので、
元々あった患部が最初の細い針ではピンポイントで採れなかったのでしょうと。
一郎先生のばか!

がぁ~ん!同時多発ゲリラのようだ。
天は我を見放した・・・・!

いや、あの時の八甲田山の兵隊さん達に比べれば・・・
たいしたことは・・・ない・・・
たいしたことは・・・・・えぇ~~ん!

こんな病名がついてても、今まで一度たりとも恐怖も不安も感じず、
凹むこともなかった人間せんせいでしたが、
さすがにこの日は、一度だけどんよりしてしまいました。

私、何か悪いことしたかなぁ・・・

街を行く人々は、景色は、いつもと同じなのに、
自分だけ今までとは違う、みんなとは違う、そんな気分。
あの人は癌じゃなくて、この人も癌じゃなくて、でも私は癌で・・・何でだろう?

あなたは間違っていたからこうなったのですよと、今までの生き方を否定されたようで、
この先どうやって生きて行ったらいいのか、
いや、絶望してというのではなく、
自分はどこが間違っていたのか、正しい生き方とはどういうものなのか、
それがわからなければ、この先の一歩が踏み出せません。

でもいつも能天気な人間せんせいのこと、
凹んだ気分はそう長くは持続しません。

だって、あやつらは、女性ホルモンを餌にして活動するんだから、
自分自身の生き方の問題ではありません。
何を食べたからこうなった、何をしなかったからこうなった、
そんな単純な事象ならばとっくに治療薬が見つかっているでしょう。

迷路はその場所をぐるぐるしてばかりでは出口にはたどり着きません。
違う方向からアプローチしてみると別の景色が見えてきます。

待てよ・・・

「さっちゃん」も「みっちゃん」もなくなるとすれば、
胸の再建は必要ないかもしれないよ。


「みっちゃん」がいなくなったら「さっちゃん」も寂しがるから・・・いやいや、
片方失うから、身体のバランスも悪くなるかもと思ったけれど、
まっ平ら、背中のようになってしまえば、
それはそれで身体のバランスは取れてるし、
本当は、走るにもエクササイズにも邪魔だったし。

病院を変わってまで色々考えてきた再建をどうするという案件は、
現段階において、決定事項からはすんなり外れました。
切除手術後に背中のようになった自分の胸を見てから、
再び手術をしてでも、人工のものでも、
それでもやっぱり胸が欲しいのかどうか、改めて自分に問うてみればいいのです。

出口へと続く道が、見えてきた気がしました。





2016.05.14 
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