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昨年の春、マンモグラフィー検査に引っかかりました。

おぉ、これで、人間せんせいの病名も手術内容もわかるのですから
なんともすごい存在感のある検査機器でありましょう。

ここで舞台は3場。
脇を固めるのは、花子先生、一郎先生、二郎先生
主役は、左胸の「さっちゃん」と右胸の「みっちゃん」
小道具としては、細胞診針、生検針、マンモトームなどなど

ではまず1場、始まり始まり~

マンモで引っかかり、「さっちゃん」のごく小さな点々が気になった花子先生、
細胞を採って調べた方がいいでしょうということで、
画像データと共に医療センターを紹介してくださりました。

で、第2場

医療センターの一郎先生はデータの解析と、エコーで検査、
なんと彼は「みっちゃん」のもやもやの方が嫌な感じという見解。
それで「さっちゃん」も「みっちゃん」も注射針のような細い針で細胞を採りました。

結果は
「さっちゃん」はカテゴリー2、良性。
「「みっちゃん」はカテゴリー3の経過観察。

良性か悪性かの診断には5つの分類があり、
1と2は良性、4と5は悪性、3はどうとも言えず・・・ということのようです。

それでも納得しない一郎先生、
今度は太い針でより広い範囲の細胞を採りましょうと、
なんと、6ミリだかの針・・・これはストローくらいの太さで、
こういうものは、もはや針とは言わないのだろうと思いますが、
なぜか針生検という名がついています。

あわれ「みっちゃん」、麻酔されて切開され、ぐさぐさと・・・うううう・・・
あっちの方向、こっちの方向・・・
いや、患部を見てはいないので本当のところはわかりませんが、
3本か4本、人間せんせいの大事な細胞を採っていきました。

さて、結果はまたもやカテゴリー3。
それでも引き下がらないのが一郎先生。
そう、いわゆる刑事の勘、
こいつ、絶対に犯人に違いない、でも証拠がないっ! ってやつみたいです。
証拠が出ずに3ヶ月ごとに一郎先生は頭を抱え、
人間せんせいは痛い思いをしてもう辟易。
「先生、怪しいところはもう切っちゃったらどうです?」と、自分から言う始末。

そしてこの前の2月、ついに一郎先生がドヤ顔で
「DCISの証拠が出たよ。」と。

DCISとは、非浸潤性乳管癌のことです。
  <非浸潤性乳管がんを考える DCIS(非浸潤性乳管がん)って何?

おとなしい癌で、乳管から出ない、この先もずっと出ないかもしれない、
したがって転移もせず、古いがん保険なら対象外の上皮内新生物。
癌にしてはお行儀の良い子のようです。

以前なら見つからなかったもの、検査機器の精度が上がったために
ステージ0、超早期の段階で見つかる、
抗がん剤も放射線も不必要で、切除すれば根治、
今や2人にひとりだとか、癌は治る病気なんだとかの謂れがわかろうというものです。

それでも、DCISの場合、全摘出が原則標準治療です。
超早期なのに全摘出・・・ラッキーなんだかアンラッキーなんだか・・・

元々、命に係わる発見ではなかったのと、長い間痛い検査ばかりだったので、
人間せんせいとしては決着がついてむしろ清々した感覚でしたが、
病名が病名だけに、聞いた友達、兄弟は絶句、
なんでそんなにへらへらしてるのよ~と呆れています。

はい。ここで一幕は終わり。
幕間の休憩に入ります。
お弁当やお飲み物などどうぞ。

そう、まだ第二幕があるのです。

2016.05.12 
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