人間せんせいは、び~ぼが口にするまで、
にゃんこが「ハァーッ!」と言うのを実際に聞いたことはありませんでした。
同じように、「う~~~」と言うのも、
この家の中で聞くのは、あ~にゃんが発したのが最初です。

新しいにゃんこが来るたびに、
人間との暮らしに馴らすこと、この家の中だけで暮らすことに馴らすことに心を砕き、
そこのところが
新しいにゃんこにとっての不安だったり不満だったり、
不快だったりするのだろうと思っていました。

び~ぼの「ハァーッ!」は、
新しいにゃんこ、または先住のにゃんこそのものが、
不安であり不満であり得るということを、人間せんせいに教えてくれました。

今までがうまくいっていただけなんだ・・・・




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この写真は、テーブル下の「なんちゃってケージ」の中のあ~にゃんですが、
実は、もう1週間も前に、あ~にゃんはここから脱走して、
今までの、階下の部屋へまっしぐらに戻ってしまいました。

彼女はなんちゃってケージの中でもどっしりと構えているように見えましたが、
ここでは飽きて広い所へ出たいと思うようになった時、
やっぱりマシュに追いかけられて、そして階下へ逃げ帰ってしまったのでした。

また、最初からやり直し・・・


柵で隔てられただけで、姿も見え匂いも感じる、
そうやってもう2ヶ月以上も経つのに、
マシュはどうしてもあ~にゃんを追いかけたくなってしまうようだし、
あ~にゃんは、どうしても、そういうマシュに「う~~」と唸ってしまうようです。
他の子達とはそういうことはないので、
この二人には、彼女らにしか感じられない何かがあるのかもしれません。


柵なしで彼女らが出会ってしまった時、
今まで4.5回ですが、必ずぐるぐるぎゃんぎゃんと喧嘩になりました。
ずっと柵で隔てていて、4.5回しか喧嘩をしていないので、未だにするのでしょうか?
20回も30回も喧嘩をすれば、両者折り合いがつくのでしょうか?


あ~にゃんは、寒い日に保護されたせいか、
この家にいること、人間たちと一緒にいることには不満を持ってはいないようで、
最初の日から人間せんせいにすりすりもし、膝に乗り、
マシュやえびせんのように窓にへばりついて「外に帰して」と訴えることもなく、
その点は、人間せんせいの唯一の安堵になっています。

マシュを柵で隔てた階下の部屋で、あ~にゃんは、
やっぱり、モリモリ食べ、おもちゃで遊び走り回って、昼間も夜もぐ~すか寝ています。
まるで、自分がこの先生きていくのに、
もう寒さに震えることもない、おなかがすくこともないと
人間の側にいた方が安全で正解だと知っているかのようです。

ならば・・・

このまま2階と1階とずっと別居でもいいかな・・・と人間せんせいは思い始めています。

いつか、柵は取れるでしょう。
数ヶ月先か数年かかるかもしれません。
それでも、マシュにとってもあ~にゃんにとっても、
この家の中で暮らすことには不満はなさそうだし、
食欲も排泄も、ストレスのトラブルは見られないし、
ならば、無理に一緒にせずに、
取れる日まで二人の間に柵を立てて暮らすのも選択のうちかもしれません。


2013.04.27 


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