園児さんたちの英語のレッスンが終わり、
2時に園バスで帰るちびちゃん達にバイバイと手を振って、
3時半に小学生のレッスンが始まるまで、
人間せんせいは駐車場に停めた車の中で時間を過ごします。

その日、その時、
車の中で本を読んでいましたら・・・

ぐらぐらぐら~~!!

デパートの屋上の、100円で動く遊具のように車がゆさゆさ揺れ、
駐車場の隣りの車を見てもぐらぐらしていて、タイヤが動いていました。
長く大きく揺れて、船酔いのように気分が悪くなりました。

ちょ・・ちょっと、これ、まずいんじゃない・・??

幼稚園の建物を見ると、窓際のダンボール箱は動いておらず、
じゃぁ、車の中だからこんなに揺れるのだと、
外へ出て、目の前の冬枯れの田んぼの縁でしゃがんでいました。

ずいぶん長く揺れた後、車に戻ってラジオを聴くと東北で大きな地震がと。

その時にはそうか・・・くらいの認識でしたが、
その後も何度も余震が来て、震源地の方が心配になってきました。

時間になって園の建物に入ると延長保育の子ども達がホールに集まり、
先生たちも緊張していました。
そしてその間にも大きな余震は何度も来ました。

人間せんせいもレッスンは中止することにして、
生徒さんに連絡をしようとしましたが、まったく通じず、
そのうち、停電、断水、そしてガスも止まったと聞きました。

生徒さん達にメールは送信できましたが、届いているのかどうか返事がきません。
おばあちゃんにも実家にも電話をしましたが通じませんでした。

仕方なく、最後のクラスの始まる時間まで園で待機、
誰も来ないのを確認してから6時になって車で帰路につきました。

信号も消えた中、ノロノロ運転で家に着き、
明りのともっている家にほっとしながら玄関に入ると、
出迎えたおばあちゃんがヘナヘナと座り込み、
怖かった~と言って、立てなくなってしまいました。

おばあちゃんはもう寝る時間だったので、
寝室について行って寝かせた後、リビングに入ると・・・・!


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キッチンの引き出しはみんな開き、調理台の上の猫のフードなどみんな落ち、シンク前が散乱、
勉強部屋に入ると、本棚の上や机の周りから物が落ちてぐちゃぐちゃ!

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だいぶ時間が経ったせいか、HAPPYねこ隊はきょとんとして、
早くご飯にしようよと、いつもと変わりない様子でひと安心。
外ねこ隊も、おどおどした様子も見られず、大丈夫そうでした。

その後、両親とも兄弟とも連絡がつき、
ゴルフに出かけた父は帰って来られないものの無事がわかり、
人間家族も5時間もかかったと、車で無事に帰ってきました。

被災地の様子が映像で流れるたびに、胸が詰まり、
声にならない叫びが思わず出ます。

人間はこんなにちっぽけで、
こんなに無力です。

でも、神様、
みんな一生懸命に生きているのです。
どうか、これ以上被害が広がりませんように。


コメント欄でご心配くださり、
また、温かいメッセージもいただき、ありがとうございました。



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2011.03.13 


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