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英語勉強中の父は、今回は自分でしゃべるからお前は黙っていろと言いました。
日本の航空会社の機内で、日本語で話しかけられても、
「ア、ア、アイ、ウォント、ビア、プリーズっ !! 」などと力いっぱい答えます。

ホテルに着いて冷蔵庫から飲み物を出そうとしたら、ロックされていました。
「冷蔵庫ってなんていうんだ?」
『fridge で通じると思うよ。』
父は胸を張ってさっそく電話を取り、フロントに
「メ、メ、メイ、アイ、フリッジ・・・」
おぃおぃ~!

・・・してもいいですか、というのが May I ・・・だということは知っているようですが、
使い方がめちゃくちゃです。
ここらへんが物怖じせずにしゃべることができるようになる秘訣かもしれませんが、
いつまでたっても通じない英語になる可能性も大です。

最後の晩、カジノはもういいらしく、父はマッサージに行こうと言いました。
人間せんせいは、初めてのものには、どちらかというとしり込みをするのですが、
姉の話ではとても心地よいものらしいので、父も一緒だし、やってみることにしました。

受付で父が交渉し、どうやら通じたようで中へ案内されました。
薄暗い通路を歩く間に、父は案内の人となにやら話をし、
「ノー、ノー、 ワン、ルームッ ! 」などと答えていました。

通された部屋には2つベッドがあり、そこで下着になれといいます。
え・・・、うっそ! 親父の前でぇ~?

この人はダンナじゃないっ、友達でもないっ!
私の父親なのだよ!!
親父の前で裸になれってか?

慌てて抗議し、よくよく聞くと、
案内の人は、別々の部屋がいいですか、ひとつの部屋がいいですか、と聞き、
父がそこで「ワン、ルーム。」と答えていたのです。
separate を several と聞き間違え、
5人部屋では嫌だから個室にしてくれと言ったつもりだったようです。

あぶねぇ、あぶねぇ。
このおっさんに任せておいたら、セミヌードを露呈させられるところだった・・・!

姉に聞いていたような、オイルを塗ってやわらかくうっとりマッサージと思っていたら、
身体のつぼをぎゅうぎゅう押す、整体マッサージでしたが、
それはそれで心地よいものでした。

マッサージが終わり、施術してくれた女の子が、
「Massage OK ? 」と恥ずかしそうに聞いたので、
着替えながら、とっても心地よかったよ、ありがとう、と言いました。
女の子はにっこり笑いましたが、また同じ台詞を、今度はもっと小さな声で言いました。
人間せんせいもBGMのせいで聞こえなかったのかと、同じ台詞を言いました。
3度目になって彼女は少し大きな声で憮然と言いました。
「Massage tip OK ? 」

考えてみればそうなのですが、チップのことを忘れていました。
ところが、任せておけと父に言われた人間せんせいは、
部屋からお財布を持って出ませんでした。
どっひゃぁ~!どないしょ・・・。
separate room にした不具合が汗と一緒にたらぁ~っと出ました。

父親と一緒に来たのでお財布をここには持って来ていないこと、
あとで父が払ってくれるから、とあせって説明をしましたが、
彼女は半信半疑の顔をしました。

父に任せてのほほ~んとしてると、大きな恥をかきます。
でも、施術はいかがでしたか? と日本なら聞かれることだろうと先入観を入れて聞き取り、
日本にはないチップを想像だにせず聞き逃したのでは、
人間せんせいのリスニングにも大いに問題あり、ということです。


kuronekoline.gif

2003.03.19 


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