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中1で初めて英語を学び始める時には、アルファベットを覚えた後、
This is a pen. とか、I have a book. とかいう文が教科書に出てきます。
大人から見るとごく簡単な文なのですが、
これ、中学の文法の基本中の基本で、
これがわかっていないとその先の英語の成績は壁にぶつかる大事な文です。

だから、中1の1学期、まだ簡単だからとうかうかしていると、
気がついたら2学期には奈落の底に落ちていた、ということになります。

4月、中1の生徒はたった4人で、
塾長としては頭を抱えたでしょうが、人間せんせいはラッキーと思ったものです。
それが、2学期の中間テストでどどっと点が落ち、びっくりした子達が、
10月の終わりに慌ててて16人入塾して来ました。
まぁこういう傾向は、毎年似たようなものですが、
人間せんせいも一気にうへぇ~!

中1の英語は簡単でしょ?
せんせいの仕事も楽だと思うでしょ?

ところがどっこい。
こういう子達ほどやっかいなものはないのです。

彼らは「うかうか」していたので、単語もろくに覚えていません。
ヘタをすると、アルファベットの小文字も覚えていなかったりします。
中1の英語は、be動詞と一般動詞との区別ができ、単数と複数の違いがわかれば、
それで十分です。
それさえできれば、あとは、新しく習うことも積み重ねていけます。

逆に言えば、ここができなければ、
この先、2年生の文法、3年生の文法も理解はできません。
いや、理屈は理解はできても、問題に正解はできません。
ゆるゆるの基礎に家を建てるようなものだからです。
耐震強度疑惑なんてもんじゃありません。
大きな地震が来なくても、その先のテストでは崩壊の一途をたどります。

中1の授業は、手取り足取り、本当に丁寧にやります。

日本語と英語では語順が違うこと、
be動詞を使った文と一般動詞を使った文とでは、否定文や疑問文の作り方が異なること、
どういう時にDo を使うのか、使わないのか、
人称や複数を扱う時にはその単語だけの変化ではないこと、
句ごとにまとめて大きく文を見ること、
ここがわからない子が、どうして、複文や関係代名詞、句や節の意味を理解できるでしょう。

本当は、言語を学ぶのに文法は二の次です。
文法など考えずに、口をついて正しい英文が出てくればそれでいいのです。
しかし、口をつくほど、そしてDo you studying がおかしいと気がつくほどには、
子供の耳に入る英文の量というのは圧倒的に足りません。
会話にしても中学くらいの基礎文法は必要だと思うし、
まして、学校での定期テストや入学テストは筆記なのです。

さぁ、それで、10月のテストの後で入ってきた子達、
次の期末に向けて、でも、単語を覚えさせることからえっちらおっちら始めました。
授業の中で単語練習などもったいなくてできません。
宿題にしても次の授業までには1週間も経ってしまいますから、
週末に単語練習、問題プリントだけせっせと行います。
生徒も無料、人間せんせいもボランティアです。
親御さんがこういうところにお月謝を払うことを想定してはいないでしょうから。

大抵の子はここを面倒がります。
「必ず来なさい。」とは言いますが、来る子は半分。

Tom and Bob is not brothers.
『主語は何人?』
「主語?」
『~は、というところよ。』
「え~と、2人。」
『じゃぁ、複数形にはbe動詞は何がつくの?』
「え~と・・・」

Your father don't wash his car every Sunday.
『Your father を代名詞にしたら何になる?』
「代名詞って?」
『he とか she とか they とか・・・Your fatherを一語にすると?』
「he 」
『そうね。じゃぁ don't でいいのかな?』
「だって、you って書いてあるし。」
『you じゃないよ。you と your は違うのよ。』
「????」

ふぅ・・・・

1学期を「うかうか」過ごし、中途で入塾してきた中学1年生ほど、
大変なものはありません。
早稲田、慶応を受ける高校生の方がよっぽど楽です。


DSCF0294-s.jpg

「黒こにゃん」は、忘れてよかったこともあるね。
人間の子は、忘れてるか忘れてないかで評価されちゃうこともあって大変そうだよ。
でも「茶こにゃん」が入らないと困るんだけれどなぁ。



kuronekoline.gif


2010.11.13 


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