いつも不思議に思っていました。
太古の昔、人間が今よりもまだ動物に近かった頃、
それでも、洞窟には絵がたくさん残されています。

壁に絵を描いても、おなかがいっぱいにはならない、
命の危険を回避するわけでもない、
子孫を残すためでもない、
最低限を身につけて生き延びていく人生だったでしょうに、
絵を描いて何になったのだろうと・・・

多分、信仰や天文に関係するのか、
ただマンモスを獲って生きていくだけではない文化を、
人は、最初から持ち合わせていたのかもしれません。

10本の指を持つその手から生み出されるものは、多種多様にわたりますが、
時に、素晴らしい魔法の手を与えられ、自分で更に磨き、
ある者は書き、ある者は描き、ある者は造り、
またある者は弾き、爪弾き、打ち、
ある者は調理し、調合し、
ある者は織り、ひと目刺し、ひと目編み、ひと目縫い・・・

魔法の手からありとあらゆる作品がこの世に生み出されていきます。


さて、火曜日に仕事がひとつキャンセルになり、
あぁ、これで行きたかったところに行ける! と、人間せんせいは朝から喜びのジャンプ♪
家事もそこそこに、Tシャツをブラウスに替えただけでるんるん電車に乗りました。

行った先は根津。

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仲良くさせていただいている「猫も茶を飲む」のおりんさんが、
その魔法の手を使ってひと目ひと目丁寧に作られた作品の展示会、
その日程を見て、行きたいなぁ・・・でも時間が取れないかなぁ・・と思っていたのでした。

その少し前には、「陽だまりの部屋」のmilkさんの魔法の手からも数々の作品が生まれていましたが、
なんせ、飛行機に乗らなくては触れられず、とても残念な思いをしましたので、
今回のぽっかり空いた時間は、神様からのプレゼント♪

人間せんせいは芸術はわかりません。
でも、人がひと目ひと目、ひと手ひと手、何かをすることは、
大変な手間と、そして、それを手にする相手への心が詰まっていて、
手作業、手仕事に触れることにとても感動するのです。

多分、人との付き合いも、ねことの時間も、仕事も、家事も、
この手が生み出す、ひと手ひと手に心を抜いたら幸せにはなれません。

だから、

優れた芸術を堪能することも心が動きますが、
もっともっと近くにある、ひと心ひと心に触れることで、人間せんせいも幸せになれます。

ネット上では手作り作品がたくさんあります。
でも、そうじゃなくて、せっかくご縁のできたお友達、
そのひと心ひと心に会いに行きたかったのです。


おりんさんの作品は、和装小物、
きれいなバッグやかわいらしい帯止めが並んでいました。
人間せんせいは勝手に写真は撮れませんでしたので、
上の「りんごや」さんの写真とともに、おりんさんから作品の写真もお借りしました。

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そして、じゃじゃぁ~ん!

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おりんさんちのねこちゃんを思い出させる、かわいい帯止めを買いました♪

あら・・・急に写真がへたくそに・・・ごめんなさい。

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ねこ隊が来てからは、もう着物は着ませんが、いつかのために。
そして、もしかしたらどこかに付けられるかしら。
バッグじゃ、どこかにぶつかってしまうこともあるのでかわいそうかな・・・


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小さなピンクッションもいただきました。
これはボトルのキャップを再利用しています。

そう・・・またいつか、お会いできますように♪


あ、それで、おりんさんと人間せんせいは感激のご対面・・・??

いいえ。

人間せんせいがどきどきしてしまって、名乗らず、
ただ覗き見するような失礼なご対面になってしまいました。
いい歳をしても恥ずかしがりで、うつむき加減で上ずった声しか出せず、
今思い出しただけでも赤面ものですが、
上目遣いでちらっと観察したおりんさん、
ねこちゃん達との暮らし同様、ほんわか優しそうな方でした。



根津のギャラリー"りんごや"さんで和小物展「和もっちゃ箱」開催中。

日 時:9月14日(火)~19日(日)
        
         14日      14時~19時
         15.16.17.18日 12時~19時
         19日      12時~17時まで  
    
    
    場 所:〒113-0031 東京都文京区根津2-22-7 りんごや
    東京メトロ千代田線根津駅 1番出口より徒歩3分


お近くの方は、是非に、ひと心ひと心に触れてみてはいかがでしょう。


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2010.09.15 


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