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年が明けてからは、塾では、毎回模擬テストをするのですが、
過去に用意されたプリントも遡って行います。
それで、過去にやったプリントがきょう出てきて、
その時の大失敗がまた蘇ってきました。

あれは・・・夏期講習の時でした。


俳句です。
声に出して読んでみてください。

『大空に春の雲地に春の草』

どなたが作られたのかはわかりません。
高校受験用のプリントにあったものです。

人間せんせいは英語を長く教えてきました。
1対1で勉強するときには、
数学も理科も社会も、試験前には、家庭科も音楽も教えることもあります。
教科書にみんな書いてありますから、中学生くらいなら大丈夫です。

それでも、国語は教えてはきませんでした。
確か国語の先生が見つかるまで、という約束で、
でも、なかなか見つからないのか、見つける意志がなくなったのか、
どういうわけか、人間せんせいが、塾で中3だけ国語を教えるようになって、
もう、10年以上経ちます。

夏期講習も当然、中3の国語の授業もあり、
受験対策で、毎日プリントをやりました。
その日やったプリントに、上記の俳句があったのです。
もちろん前の晩下見はしました。
解答も作りました。

でも・・・・、
黙読では、大きな落とし穴がありました。
教室では音読をしたのです。

はい。ではもう一度、声に出して読んでみましょう。
『大空に春の雲地に春の草』

あなたは何と読みましたか?
「くも」と読みましたか?

人間せんせいは、教室で、きりりと立って、
朗々と、読み上げました。

『おおぞらに はるのうんちにはるのくさ』

あぁ・・・・・。
一度出してしまった声は、言葉は、口の中に戻りません・・・。

生徒たちは、一瞬きょとんとした後、
はじけるように、大爆笑。
もう止まりません。
きりりも効果なし。

長いこと生きてきたうちには何度もありますが、
穴があったら入ってしまいたい、数ある瞬間のひとつでした。

kuronekoline.gif

2010.01.23 


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