一昨年、シュヴァルツというねこを15歳で亡くしました。
彼は最後の3年はおなかがぴーぴーで、
寝ていても歩いていても常時ぽたぽた状態でした。

部屋にはマットの類やこたつは置けず、
ソファーやねこベッドにはペットシーツやバスタオルが敷かれ、
毎日のバスタオルの洗濯は7.8枚、
1日さぼると翌日には15枚も17枚も洗わねばなりませんでした。

洗濯機に入れる前の手洗いをする時にいつも思いました。

人間せんせいは子どもを育てなかったので、
みんなが赤ちゃんのオムツをこうやって洗っているのを
今やっているんだなぁって。

「えびせん」が大泣きをしたり、
うとうとしながら、むにゃむにゃふんふん、不安の声を出す時、
『大丈夫よ。ここにいるからね。』
『えびちゃんはいい子ね。』とあやしながらやっぱり思います。

みんなが赤ちゃんの夜泣きをこうやってあやしているんだなって。

状況は違っても、神様はこうやって似たようなことを経験させてくれます。
不安がる「えびせん」にはかわいそうですが、
人間せんせいにとってはありがたいことです。

きょうは彼女は寝ている時間が大分長くなりました。
なんの声も出さずに熟睡しているような静かな眠りも2時間ありました。
こうやって少しずつです。

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2010.04.29 
「えびせん」と一晩過ごした時に、
人間せんせいは彼女がちっとも寝ないことに気づきました。

撫でていればごろごろ目を閉じますが、眠るまでには至りません。
ようやくうとうとしたかなと思うと、
耳を動かし薄目を開け、そしてまたうとうと・・・
仮眠を短く繰り返しているように感じました。

外では安全に安心しきって眠るなんてことはないのかもしれません。
そしてそれはストレスになり免疫力を低下させるでしょう。

そっか・・・お外は楽しいばかりじゃないものね・・・

うとうとしている時にも、むにゃむにゃというように声を出します。
それはもちろん、甘えたかわいい声ではなく、切なく悲しげです。

もう怖くないよ。
安心して眠っていいんだよ。

夫である人間家族も、
身体の小さい「えびせん」をまた外に放すことはどうなのかなと心配し、
じゃぁ、このままこの家に留まらせて、里親さんも同時に探してみましょう、
ということになったのです。

本日、ねこ飼いの友人にこの話をしたところ、
「そりゃ、外がじゃなくて、あなたの家の中が今は安心できないからでしょう。
 突然閉じ込められているのだもの。」と言われました。
『そっか、そりゃぁそうだわね。』

「えびせん」はずっとずっとまだ泣きっぱなしです。

この家の中がまだ嫌いなのね・・・。
これでいいのかな・・・?

放せば放したでぐずぐず考え込み、
家に入れれば入れたで考え込み、
これは、ミャウリンガルを買ってきて彼らに本当のところを聞いてみるしかありません。

まだ売っているのか?

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2010.04.27 
温かいコメントを下さったのに、PCを起動することもせずごめんなさい。
でも、うなだれて、よよよと泣いていたわけではありませんでした。

考え込んでいる暇なく、第2弾が目の前に!

2日して「こせん」も「ザッツン」も姿を見せました。
2頭とも・・・少なくとも「ザッツン」は元気いっぱいで、
ものすごい食欲でトール缶ひとつを一人でぺろり。
撫で撫でできたはずの「こせん」はびくびくし、怖がり、
ご飯もちょっとしか進みませんでしたが、それから毎日やって来ました。

「クロシェンコ」は毎日3m離れてお行儀よく待ち、
そして、何日かぶりで「えびせん」が顔を見せました。

「えびせん」もすりすり撫で撫でができるので、
人間せんせいは、またまた考えなしの行動。

今だ・・!

小さい身体を抱っこして家の中に入れてしまいました。

ケージで捕まえたのではないので、
玄関横の予備室に入れました。

ここは、2階のリビングにお誘いするのは大げさになるようなお客様に、
「玄関先ではなんですからちょっとお上がりください。」と言えるようにという部屋です。
3枚の引き戸はいつも開きっぱなしで、玄関の続きのようで、
ねこ隊が遊べる空間にもなっています。

さて、お医者様の予約もしてない状態でしたが、翌日の手術の予約が取れました。

あ・・・でも、明日、洗濯ネットにいれないとなぁ・・・
うまくいくかなぁ・・・

ほらね、またこんなでGO・・・。

「えびせん」は泣き虫姫で、ずっとずっと、ずぅ~~っと泣きっぱなしでした。
それで人間せんせいはその日の家庭教師の仕事を別の日に替えてもらい、
そばでずっと彼女を撫でていました。
撫で撫でしていれば彼女はごろごろごろ、泣き止みました。
人が怖いのではなく、知らない場所が怖かったのでしょう。
その晩はここに座布団と毛布を入れ、
一晩中撫で撫でしながら本を読んだりして夜を明かしました。

玄関からの階段を上ったすぐのおばあちゃんの寝室はふすまが開けぱなしで、
階下の音がまる聞こえなのでした。

いえいえ、見つかるとヤバイのではなく、
悲しげな泣き声におばあちゃんが胸を痛める、そういう人だからです。

さて、そうやって夜を明かしたので人間せんせいもさすがに寝坊することもなく、
ねこ隊にご飯をあげた後、また「えびせん」を撫で撫でして、
思い切って洗濯ネットへ。

すんなり。ほっ。

そして、手術が終わってひと晩お泊りして、彼女は昨日帰って来ました。
健康診断もしてもらい、おなかに虫がいるのでしばらくお薬を飲みます。
きょうは彼女なりにいい場所を見つけ、午後は泣かないで寝ていました。


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身体の小さい子なので、まだ仔猫のようです。
今病気がなければないで、外に放して、毎年捕まえてワクチンを打てるのか
そして病気になったら、・・・と、別の問題も生じます。

うつむいて、泣いて、考えて、ねこ隊を見回して、
人間せんせいが出した結論は・・・

里親を見つけるなり、ねこ隊の一員にするなり、
彼女はこのまましばらくこの家にいることになります。

そのへんのお話はまた明日。


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ニーニが時々子守に来てくれます。
「えびせん」はうれしくてガラス越しにすりすりします。


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2010.04.25 
へこむ感情を理屈でねじ伏せ、温かい気持ちをかけていただき、
また、勇気凛々、元気に顔が上がりました。
ありがとうございました。

彼らを家の中に入れてあげることはできないので、
中途半端ではありますが、せめて避妊を、
目の届く範囲で体調管理をと思っています。

外に放す時、地域ねことするために、
この子達が避妊済みだと人間達にも認知されるよう、
避妊済みと書いた首輪をした方が良いのではと思い、お医者様に相談してみました。

すると、外では首輪は安全ではないとのことで、
また、人間せんせいの住んでいる地域では、
外で暮らしているねこ君達への避妊手術には市の補助が出ますが、
そのためには、耳にV字の切込みを入れるのが条件だそうです。

耳を切るなんてとんでもないと、最初は断りましたが、
人がピアスを開けるのと同じように考えて・・・と、
お医者様の保証つきだったので、
避妊済みの印としてはそれがいいのかなと、承諾しました。
このことも人間せんせいをへこませていたのです。

おばあちゃんは、「もうこれで気が済んだでしょう。」と言い、
『いえ、最後までしないとまた不幸な子が生まれるから。』と
人間せんせいが言うと、彼女はため息をつきました。

う~~ん。ごめんね。もう少し見ててね・・・

おばあちゃんの名誉のために言うと、
彼女は人にも生き物にも愛情あふれる人であり、
何もできない嫁もねこ隊もかわいがってくれます。
外に来るねこ達が木を上ったり花の匂いをくんくんしていると目を細めているし、
「きょうはえびせんが来ないねぇ。」と気にかけてくれています。

生き物と直接接するのは人間せんせいがここに来てから初めての体験で臆病なのと、
生き物を人間の勝手でどうこうしていいのか、
野良には野良の生き方があるのでは、とはよく言います。
また、彼女の目が外のねこよりもご近所の方たちをより尊重しているだけなのです。

それも一理あり、人間せんせいとしては板ばさみになるところではありますが、
できることをできる範囲でするしかないことを遅まきながら学習しました。

さて、ケージの中ではかえって具合が悪くなりそうだと独善的に判断し、
予定よりも早くお天気の良い昼間にケージから解放しました。
「こせん」も「ザッツン」も脱兎のごとくどこかへ走って消えました。

その晩は3m離れる「クロシェンコ」しか顔を出さず、
また人間せんせいはううううとなりました。
お医者様に
「ご飯をあげる子を決め、その時に顔を出さない子はかわいそうだけれど目をつぶってください。
 そうしないと、目の前の子達の健康管理ができなくなりますよ。」と諭され、
後から遅れてきた子のためのかりかりを置いておくのはやめました。

翌日も「クロシェンコ」のみ。
怖かっただろう「こせん」と「ザッツン」はわかるけれど、
「ミニシュヴァ」や馴れてたはずの「えびせん」までどうしたのだろう・・・

人とのこともねことのことも、
また初めから積み重ねていくしかありません。

2010.04.22 
いつも思うことは、
いったい私は誰の方を向いているのか、ということです。

子供達に向かっている時もそうだし、
価値観の異なる他人と結婚してこうして暮らしている時も、
義理の家族に対しても、ねこ隊に対しても、外ねこに対しても・・・。

自己満足じゃないのか、
自分の都合じゃないのか、
何を目的として、何のために・・・?

勿論、様々なことにいちいちこんな風に考えていては前に進めません。
でも、概して考えなしにその時の状況で飛びつくことが多いので、
そして、後になって、ぐずぐず考え込んでしまうこともあるので、
そういう時の自己防衛に、理屈をこねて、
そうだ、きっとこれでいいんだと、自分で自分を正当化する作業が必要になるのです。

捕獲したねこをお医者へ連れて行く朝は、なんと、季節外れの雪景色でした。
道路に積もるほどではありませんでしたが、
へたをすれば、車が出せないこともあったのでぞっとしました。

ただでさえ、前の晩に2頭入った大き目のケージは、
家族に手伝ってもらわなければ、一人では持てませんでした。
偶然お医者様の都合で予約が土曜になりましたが、
平日では一人で連れて行けないことも考えられたわけです。
そして前の晩に捕獲しておいたことは、人間せんせいには珍しく正解でした。

そう、こういうところが、
アバウトで綿密に考えないところが、
自分のキャパ以上のことをするところが、
後で色々な不都合を生み、ひとりであたふたするのです。

今回は神様が味方をしてくれました。
前の晩に捕獲をし、雪は積もらなくて、
ケージは車の座席にもぎりぎり入りました。

ケージをお借りする時に、ボランティアさんが
「あの車に入りますよね?」と言いましたが、
『ええ、多分・・・』
こんな程度でGOとなってしまうのです。

さて、肝心のねこさんの経過を書く前にこんなことを長々と書いているのは、
いざ手術したものの、やっぱりぐずぐず悶々しているからです。

手術が終わりついでにワクチンも打って、彼らは無事に帰ってきました。
でも、麻酔からさめてぼぉ~っとしているとはいえ、
彼らはケージの奥の奥に2頭くっついてうずくまり、
うんともすんとも言わず、夜のご飯も食べず、うなだれたままでいます。


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予想されたこととはいえ、
元気がない様子を見ると罪悪感にさいなまれます。
こんなねこ君の顔を見るのがつらくてたまりません。

痛いの?
怖いの?
どこか苦しいところはない?
もう嫌いになっちゃったよね。
またにっこり笑ってくれるかな?
また走りまわるようになるよね?
ね、ね、ね、?

それは、人間せんせい自身の気持ちの正当化作業であり、
ねこ君にとっては、そんなことより早く出してちょうだいということなのでしょうが、
ねこ君の幸せな姿を見るのは、
人間せんせいが晴れ晴れするのは、もう少し時間がかかります。


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2010.04.18 
今、人間せんせいんちにご飯をもらいに来る外ねこさん達は、
人間せんせいが知っているだけで7頭です。
数年前に母ねこが仔ねこを連れてやってきたのが始まりでした。

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でも、人間せんせいは姑と暮らしており、
そのおばあちゃんがご近所を気づかって、
人間せんせいがご飯をあげることに賛成をしなかったので、
車の下で夜だけこっそり、内緒であげていました。

人間せんせい自身も無責任で、
積極的におばあちゃんやご近所の方に理解をしてもらう努力はしなかったし、
こっそり作業なので、ねこさん達と仲良くもなれませんでした。

去年の春、マシュ達を迎えたその数日後、
ひょっこりと茶とらの子が顔を見せました。
ニーニと同じくらいの生後半年くらいの子でした。
彼に出会うのがもうちょっと早かったら、彼がうちの子になっていたでしょう。

彼が呼んできたのかどうか、
その数ヵ月後、兄弟とおぼしき、一回り小さいねこさんたちがぞろぞろやって来ました。

ねこせんせいにそっくりな「こせん」「えびせん」
亡くなったシュヴァにそっくりな「ちびシュヴァ」「ミニシュヴァ」「クロシェンコ」
もみじねこの「ザッツン」
彼らとは一族が違う、最古参の「うっしぃ」

こっそり夜中にご飯をあげているうちに、
最初に来た茶とらの「こせん」を撫で撫でできるようになりました。

名前をつけて撫で撫でできるようになれば、避妊もしてやれるかもしれない・・・

ボランティアさんに相談してケージを借り、
朝もその中でご飯をあげるようにして、何頭かはケージ内で食べるようになり、
お医者様と相談して予約を取り、
さぁさぁ、いよいよ明日の土曜日、手術にこぎつけました。


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金曜は冷たい雨が降り、朝には誰も顔を見せませんでした。

ありゃりゃ・・・明日なのに困った・・・

かわいそうだけれど、朝のご飯は少しにして、
おなかがすいて夜にみんな顔を見せるように作戦を立て、
明朝も雨のようなので、今夜捕獲して家の中で一晩過ごさせよう・・・

仕事が終わり、いよいよかとどきどきして帰宅しました。
作戦通り4頭が待ち構えており、
まだ馴れない方の2頭が3m離れて待っている間、
仲良しの「こせん」と「ザッツン」がすんなりケージに入ってご飯♪

それっとケージのドアーを閉め、
人間家族に手伝ってもらって、よいしょよいしょとケージごと家の中に入れました。

ボランティアさんには「暴れてもびっくりしないようにね。」と言われていましたが、
彼らは、何、どうなっちゃったの・・・? という感じできょとんとしており、
しばらくしてから我に返って、か細く不安そうに泣いていました。

今は真夜中、ねこ隊もねんね。
下の部屋のケージの中も静かです。

これで、無責任にしていたことへやっと責任がもてる1歩です。
黙って見守っていてくれたおばあちゃんにも、
黙って見逃してくれていたお隣りさん方にも、
顔向けができる1歩です。

この上ない恐怖を植えつけたらどうしようと不安でしたが、
すんなり入ってくれて、他のねこさんたちにも動揺は見られず、
多分、ねこさんたちにとっても、これはいいことなのだと自分に言い聞かせ、
ひとまずは、ほっ。

でも、まだ、「えびせん」「ミニシュヴァ」「クロシェンコ」
女の子が他に3頭いるのです・・・ううう。

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2010.04.17 
人間せんせいの実家は、お向かいがスポーツセンターでお隣は老人センター、
反対の斜め前には、桜の名所の大きな公園があり、
年寄りが住むには、非常に恵まれた環境にあります。
年寄り二人だけで住まわせている子供たちにとっても、
道路を渡れば適度な運動ができ、
隣りに駆け込めばヘルパーさんが来てくださる、というのは心強く安心です。

父は、水泳をし、PCをいじり、飲みに行き、マージャンをし、ゴルフをし、
80歳を過ぎても遊び倒しています。

さて、父は、仕事だったり遊びだったりで、
今までにあちこちの国に行く機会がありましたが、
何事においても、興味津々、
気後れすることもなく恥ずかしいということを知らない性格ゆえ、
ちょうど戦時中で学校で英語の勉強をしなかったとはいえ、
どこの国に行っても、言いたいことは、
何とか、手振り身振り、絵まで描いたりして、伝えます。
なまじ英語を知らないということは、
フランスでもドイツでも、臆することなく伝えようとするので、
かえっていいことなのかもしれません。

そのまま一生ずうずうしいおじいさんでいても、
言葉にもさほど不自由を感じず、どこの国ででも遊べるのでしょうが、
お向かいのスポーツセンターに英会話教室ができたのを機会に、
この際、基本から正しい英語を学ぼう、と、決心したのが5年ほど前。

そして、人間せんせいは、週に一度ですが父と一緒に勉強をすることにしました。

父はカタカナの振ってある中学生用の辞書を引いて、
テキストの英単語に、上にカタカナ、下に意味を書き込んでいきました。
人間せんせいは、中学生には絶対にそれはさせません。
どうしてもカタカナのほうに目がいき、
英語を英語として読めるようにはならないからです。
でも、当時77歳のおじいさんに、それはだめよとは言えませんでした。

それがどうでしょう。
次の週行った時には、ノートにテキストの英文が写してあり、
そのノートのほうにカタカナ、意味が加えられていて、
テキストには何も書かれていませんでした。
「テキストに書くと、どうしてもカタカナを読んでしまうんだよね。
 何も書かなくても、単語の形で、なんとなく覚えたりするんだよ。」

さすがにだてに歳はとっていませんでした。
何度言っても書き込みたがる中学生より、
勉強するという意味がわかるだけ、大人の方がやっぱり賢いのです。

英会話教室の初心者のクラスは、何コマか設けられており、
父は時間の許す限り、週に10コマくらい授業を受け、
家で、毎日3・4時間予習復習をし、
中学生用の教科書を買って、週末には1年生の教科書をせっせとやっていました。

それだけやっているのに、
悲しいかな、その歳ではやっぱり忘れていくことも多くて、
先週教えたことを、今週は初めて聞くような反応を見せたりします。
父の歳をまざまざと知らされるようで、つらい時もありますが、
人間せんせいが子供の時には、家にいる時間もあまりなかった父と、
こうやって一緒に勉強できる時間が持てることが、今、うれしくてたまりません。
ひとつひとつ、目に、耳に、胸に、焼き付けておこう・・・。

2・3年一生懸命に勉強して、
そのあとで、アメリカにホームステイしたい・・・
そして、5年後には英語がぺらぺらになって、
そのあと5年、自由に世界を歩きたいものだ・・・
当時の父はそう言っていました。

77歳で、5年先、10年先のビジョンが持てるなんて、
毎日を生きるのにひいひいしている人間せんせいより、
父は長生きするかもしれないとつくづく恐れ入りました。

さて、それから5年経ち、
彼は予定通り英語がぺらぺらになったかというと、残念ながらそうはいかず、
なまじ、ちょこっと読めるようになったので、
読んで訳したい方に気が向き、なかなか英語を英語のまま飲み込むことができません。

「もう、ホームステイは無理かなぁ・・・
 でも教科書が読めるようになったから進歩かなぁ。」
きょうは少し弱気の父がいました。

でも、先月サイパンでのゴルフコンペに参加し、
同行者によると、
やっぱり手振りをつけながらどんどん英語をしゃべっているとのこと。

うん。それでいい。
コミュニケーションがとれることこそが、
人が言語を使う意味なのだから。



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ぼくも人間でいうと80歳を過ぎているものと思われます。
でも、ぼくだって英語くらいしゃべれますよ。

near!

ほらね、上手なもんでしょう ♪

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2010.04.13 
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ニーニは流れるお水を飲むのが好きです。
小さなお手々で上手にすくいます。





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ついでに、流れる水の行方を追って遊びます。
ちょっとくらい濡れてもへっちゃら。







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濡れてる
濡れてるってば!









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どぼどぼどぼ~~

おい、おいっ、おおぉ~~いっ!!
濡れてますよ~!





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向きを変えて





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こうすれば、濡れにゃいかな・・・



今夜は水ではなく、お湯でした。
でも、この後、床に下りて頭を振ってぶるぶるぶるっ!
床がびちょびちょ。


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2010.04.10 
人間せんせいんちの片隅に、ねんねこ町があり、
そこに住まうねこさんたちが町内会を作っています。

きょうは、1番地の「にゃか村さん」のお宅をご紹介。

彼は小説家であり、この机から素晴らしい作品が世に出ているようです。
彼の著書は左の本棚にぎっしりと並んでいます。

次回作が楽しみなきょうこの頃であります。


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2010.04.08 
自慢じゃありませんが、
人間せんせいは砂肝なるものを食べたことがありません。
焼鳥屋さんで、そのメニューのぴらぴらを見たことはありましたが、
実物がどんななのか、焼き鳥屋さんの砂肝でさえも見たことはありませんでした。

ねこの手作りご飯メニューを見ると「砂肝」とあり、
そして先日、いつもお願いしている宅配注文票に「砂肝」の文字を見つけ、
ねこ隊のために買ってみました。

さて、冷凍で来て、袋ごと解凍。
でも、げげげ、その袋の中は血だらけです。
袋には何にも書いてないし・・・。
これ、どうやって調理するの?

ねこが鳥をつかまえて食べるときには、生だし、
手作りねこご飯サイトでも、確か、生で食べさせるようでしたが、
血の滴るのをまな板に乗せて、それに包丁を入れる勇気はありません。

ぐさっ。
ぎぇ~!(見えない鳥の絶叫)
ぷしゅぷしゅーーっ!(血が噴き出す音)
ぎゃぁぁああーーーっ!(人間せんせいの叫び声)
よろよろ・・・どどっ。(人間せんせいの腰が抜けて座り込んだ音)
ふんぎゃぁ~っ!ぎゃおぎゃおっ!(ねこ隊を踏んづけた)
がらがらがちゃんっ!!(驚いて逃げたねこ隊がそこらの物をひっくり返した)
どたどたどた・・・(ちょうど帰宅した人間家族が急いで階段を上がってくる)
あうあうあう(血だらけの包丁を持ったまま座り込む人間せんせいを見て・・)

慌てて110番通報し、駆けつけた警官に人間せんせいが逮捕され、
何事かと集まってくるご近所の好奇の目に晒されながらパトカーに乗り、
残りの人生を高い塀の中で暮らす・・・・。

ふぅ~~。
想像をするだけで疲れてきました。
砂肝ごときに人生を狂わせられては、かないませんから、
そのまま調理するしかありません。

おそるおそる、オリーブオイルを敷いたフライパンに、
袋の中身をお箸でつかんで、ごろんごろんあけました。
砂肝は、7センチくらいで8の字形の奇妙な形をし、
血に濡れて真っ赤っか、見た目は中に硬くて丸いものが入っていそうで、
所々、青白く光っています。

うううう。なんで、こんなもの頼んだかなぁ・・・。
まん丸でごろごろして、中まで火が通らないなぁ。

もちろん、これは人間が食べる用の砂肝です。
これを注文した人は、こんなごろんごろんのまま焼いて食べるのでしょうか?
もし、焼き鳥のようにして食べるのなら、
初めからひと口大にしてくれればいいのに・・・。ううう。

とりあえず、表面に火を通し、茶色になってからまな板にあげました。

あ。これって、レバーと同じみたいだ。
そっか、内臓だからもしかして血抜きをしなくちゃいけなかったのかな?
知らないよぉ~。もう遅いよぉ~。

レバーみたいになったやつを、それでも手で触る勇気はなく、
左手でフォークを握り、それで押さえて1センチ角に切り、
中がやっぱりまだ赤かったので、もう一度フライパンに戻しました。

さて、内蔵を焼く匂いにわらわらと集まってきたねこ隊に、
試しに火が通ったものを冷まして少し取り分けてみました。

くんくん。なんだ、なんだ、これは・・・。
初めての臭いをかぎ、彼らもおそるおそる食べてみました。
みんな喜んでぱくぱく頬張ってくれれば、人間せんせいの苦労も実るというもの、
でも、ひと口ふた口食べて、もう結構ですと、向こうへ行ってしまいました。

うううう。せっかく恐怖を堪えて切ったのに・・・。

1袋で8個ほどのごろんごろん、それを2袋も買ったのです。
ねこ隊が食べるとすれば、1センチ×3片×4頭=せいぜいが砂肝1個分。
ううう。残りをどうしよう~~~。

火を入れたものは1回分ずつラップにくるんで冷凍しました。
でも、生で冷凍したものがまだ1袋残っています。
それを解凍するときには小分けにすることはできません。
騙して人間家族に食べさせるとしても、
8個のごろんごろん、どう考えても一人で食べられる量ではないと思います。

うぇ~~ん!

後になって気がつきました。
何のためにPCがあるのでしょう!?
調理方法は検索すればよかったのです。

レシピ検索の結果、砂肝のしょうが煮やガーリックソテーなどがありました。
でも、もう一度あの真っ赤なごろんごろんを直視する勇気は、
身体のどこからか一生懸命に振り絞らないと、出てきそうもありません。

関東近辺で、近々バーベキュ~を計画中の方はいらっしゃいませんか?
それより何より、草食のねこってどうしていないの!?


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2010.04.07