マウイ島には「ハレアカラ」という休火山がそびえていますが、
3度目にして、今回やっと登って来ました。
いや、頂上まで車で・・・

出かける日、東京23度という汗ばむ中、しかもハワイに行くというのに、
無理に防寒具を着て大げさなかっこうで飛行機に乗り込みました。
しかし、到着すればそこはやっぱりハワイ、
コートを着て、手袋もスカーフも持ってくる人なんているはずもありません。

いえ、いるのです。
あとになって判明しました。

兄がまとめたマウイのあれこれ、ネットから取った記事には、
ハレアカラの日の出ツアーは、極寒のスキー場と同じと・・・
子供にはスキーウエアー、手袋も帽子も必要と!!

それもそのはず、ハレアカラは富士山よりもちょっと低いものの、
3000メートルを越す山なのでした。

それでも、日の出の時刻に出かける根性は4人とも無くて、
だらだらと午前中を過ごし、昼下がりになってから日没を見に行ったのでした。
急な山道を上がっていくにつれて気温がぐんぐん下がり、
午後から出てきた低い雲なぞは途中で追い越してしまいました。




ハレアカラの用意をかねて厚着をするのだと、
出発時に着込んだぶくぶくの人間せんせいを横目で笑い、
半そでのTシャツ、綿のブルゾンで日本を出てきた人間家族が、
おっほっほ、頂上では死にそうな形相で立ち尽くしていました。


ひゅーひゅーと横殴りの風が吹く中、じっとこらえ、
きれいな夕陽、まぁ、日本の夕陽と全く変わらないものでしたが、
とりあえず、おぉ~と感動して見せたものの、
心の中では「寒いよぉ~~!」と、
きっと、4人が4人とも思っていたに違いありません。






しかし、本当の感動は日没後に訪れました。

帰りの車の中、助手席の人間家族も後部座席のジョセフィーヌも、
もうハレアカラには用はありませんとばかりに、
ぬくぬくした暖房の中、こっくりこっくり始め、
運転手を信用していない人間せんせいだけが、
ガードレールもない真っ暗な山道を下って行くのを、
不安げに見守っていました。

そして、ふと窓の外を見ると、空一面の降ってくる星々!!

「わぁああ!すごいよっ、星がっ!!」

車を止めて4人で口を開けて上を見ると、
きらめく星の間をミルクを流したような跡がはっきりと・・・

兄夫婦は山に登るので降るような星も珍しくもないのでしょうが、
人間せんせいは2度目、人間家族は初めて見る天の川でした。
そのほとりには、日本では季節はずれのヴェガとアルタイルが。

織姫と彦星、年に1回じゃないじゃん・・・
ここでは毎日会えるんだ。
よかったね。

山を下るにしたがって1枚脱ぎ2枚脱ぎ、
下界に付いたら、やっぱりハワイ。

不思議な島だな・・・
アンビリーバボー・マウイ♪


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2006.12.10 
いつもの旅行はジョセフィーヌが色々と手配してくれますが、
今回は兄が飛行機やら宿泊先を手配してくれました。
彼が選んだのは、前回までのカアナパリよりももうちょっと北の、
カハナという場所にあるコンドミニアムでした。

せいぜいが3階建ての低層作りの建物がいくつか点在し、
プライベートビーチがあるので、宿泊者がわずかに海に出るだけ。
とても静かでのんびりとできる贅沢なところでした。




お部屋の中はこんな風。





メゾネットタイプなので、1階にキッチンとリビング、
2階に寝室とバスルームが2つずつ。
そして広いテラスが1階と2階についていました。

朝起きると、階下でジョセフィーヌがコーヒーを沸かしてくれ、
2階からのろのろ降りてきて、1階のテラスに集合。

きょうは何をしようか・・・
あ、私はちょっと今からそこのビーチでウミガメを見てくるね。
朝ごはんはサンドイッチでも作ろうか。
ぼくはまだ、コーヒーだけでいいなぁ。

思い思いに、起きてからすぐの時間を過ごし、
キッチンで簡単に作った朝ごはんを食べ、
残ったパンくずをテラスで撒けば、すずめやカージナルがやって来ます。
時間がゆっくりと流れ、おぉ、これぞ休日!




三々五々、着替えて目の前のビーチに繰り出し、
シュノーケルで潜る者、ビーチで寝そべる者、
ちょっと向こうの岩場に探検に行く者、
そして人間せんせいは・・・

そうそう、着替える前にトイレに行かなくっちゃね。

用を足して水を流すと・・・
どっひゃぁ~!! また詰ったっ!!!
なんで、なんで、いつも???
何かうらみでもあるのでしょうか?
それとも、長年使ってきた水洗、もしかして使い方が間違っているのでしょうか?
そう、個室のことゆえ、そういえば誰にも確認したことはありません。

え~と、タンクの横のレバーを手前か後ろに回すのじゃありませんか?
何か、他に操作をするようなことはあるのでしょうか?
ひょっとして、どこかに隠れボタンか何かがあって、
Shiftキーのように、それを押しながらレバーを回すのだとか・・・?
お宅のトイレはいかがでしょうか?

肩ももう痛くないし、
今度は自分で、
誰にも知られず、黒い魔術棒を。

ハワイに来てまで恥ずかしい人間せんせいでありました。
アンビリーバボォォォォ~~~~~


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2006.12.03 
実は、マウイで人間せんせいが今までに入った海は、
驚くほどきれいというわけではありません。
機材を背負って沖の方へ行けば美しいに違いありませんが、
もうそんな根性はなく、
せいぜいが浜近くでシュノーケルを楽しむというのであれば、
残念ながら、もう少し水の透明度がほしいところです。

だから、やっぱりあんなにきれいだったテニアンの海に、
入らなかったことが悔やまれてなりません。
あとは、ニューカレドニア近くのアメデ灯台の海!

どういうわけか、誘ってもテニアンには誰も触手を伸ばそうとせず、
こうなったら、いつかニューカレドニアの方へ誘う方がいいかもしれません。

それでも、兄は、もっときれいなところの情報があると言っていましたから、
もう1回くらいはマウイになるのかもしれません。

ところで、前回行った時に、お店で使い捨ての水中カメラを見ました。
また、デジカメ次郎のアダプターを購入する時には、
自分のデジカメに、水中でもOKの透明カバーがあるのを知りました。
しかし、いくらメーカーで大丈夫と売っているものでも、
大事な自分のカメラを水中に入れることには大いに不安が残ります。
それで、使い捨ての水中カメラを買ってみることにしました。

透明度はいまイチでも、潜ったところは色とりどりの魚がうじゃうじゃ♪
カメラを持っていざ!

ところが、デジカメ症候群で、つい、手を伸ばして撮ろうとしてしまいます。
あれ、見るモニターがないじゃん・・・

あ、そうだと気がついて目で穴からのぞき撮ろうとしますが、
またデジカメ症候群、半押しで焦点を合わせようとしてしまいます。

ありゃありゃとばたばたするうちに、
魚はじっとはしていませんから、向こうへ行ってしまい、
シャッターを切ったときには何もいないという悲惨な状態。

焦点が合っているんだかどうだかわからずにシャッターを押すというのは、
実に不安なもので、
デジカメを使うようになってから5年、進化しているんだかいないんだか・・・

それでも、撮れた写真はこんな。
とてもきれいでしょ♪



おほほ。うそです。
これは水族館で撮ったもの。


では本物の、使い捨て水中カメラの写真。





とほほ、まぁこんなものでしょう。

でも、本当に本当にたくさんの魚を見ました。
小さな色とりどりの美しい熱帯魚や、1メートルほどもある細長い魚や、
ナポレオンフィッシュのように大きなきれいな魚や、
ジョセフィーヌはウミガメと一緒に泳いだくらいです。

きらきら光る銀色の、そして大量の魚の群れに囲まれて、
一瞬、自分が人であることを忘れました。
陸地よりも何倍も広い海、
そこには地上よりもたくさんの生きている者たちがいます。
やっぱりそこは、自分の場所じゃなくて、
いつでも「お邪魔しますね。」の気持ちで入ることになります。

陸上を制覇した気になって、他の生きものたちやその生活の場を、
自分の都合でどうこうしようとする、そんな傲慢な生活を続けていると、
たまにはこうやって「お邪魔します。」を思い出すことは、
きっと私達には必要なことでしょう。

私達はずっと昔、海から上がってきた。
そして、今ではこんなに遠くにやってきてしまった。
それでも、海はお母さんのおなかの中と同じ・・・
元はみ~んな同じ祖先なんだものね。

万物を生み出した海・・・アンビリーバボー♪


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2006.12.01 
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親が元気でいてくれるということは、本当に幸せなことです。

子供のうちは反発もし、散々わがままを言って困らせ、
20代30代の頃は、彼の方しか向いていなくて親など眼中になく、
40代になってやっと、仕事や活動や家庭生活の気の抜きどころを覚え、
50代になってこれからの仕事や活動の道を整えることができるようになって、
60代でやっと自分の体調と対話ができるようになり、
70代でちょっと先のことを考えるようになる・・・

ありゃ、私はいったい何歳だったか・・・?

まぁとにかく、仕事にしても生活にしても、ただがむしゃらに突き進む時を経て、
自分で管理してメリハリをつけられるようになった今、
人間せんせいもやっと親に目が向くようになってきたわけです。
そして、そうやって目を向ければ、いつの間にか、
大きく立ちはだかっていた親は、ひと回りもふた回りも小さくなっていました。

なるべくたくさん一緒にいよう・・・

今回のカナダ旅行は、両親と3人で出かけました。
母だけ初めての土地で、
以前、アメリカへ行った時に、ヨセミテ公園が一番好きだったと言った母なので、
きっと、カナダの自然も好きになるだろうと父が計画したのでした。

さて、親を想い、あふれんばかりの愛情も湧いてきましたが、
その愛情だけでは日々の仕事や諸々は片付かず、
いつものことながら、ばたばたと出発の日を迎えました。

人間家族のことは考えません。
手が2本あり目も耳も付いて、脳みそだってある同じ大人なのですから、
それなりに生活してくれなくては困ります。
考慮すべきことは、仕事のこととねこ隊のこと。
そして姑への見栄だけ張って、おほほほ。

仕事のやり残しはなし。
帰った翌日の仕事の準備もよし。
ねこ缶や砂の補充よし。
キッチンの掃除、抜かりなく、
どっから人間おばあちゃんが入ってきても問題なし。
あとは、お金と胃薬と着替えがあれば・・・よしっOK♪

前の晩にお友達に1通手紙を書き、出掛けに投函しようと持って出ました。
ところが、気持ちはもうカナダへ飛んでおり、
ポストポストと叫んだのは、成田空港の出国手続きを済ませたあと。

残念ながら、出国手続きを済ませれば同じ成田でも国外になってしまいます。
だから、空港で免税のものが買えたりするのです。

インフォメーションデスクみたいなところで頼み込みましたが、
はがきは預かれるけれど封書はだめとのこと。
そりゃそうです。
ただのゲートがあるだけで建物は同じ、足の下は確かに国内のはずですが、
そのゲートを通るのに厳重な荷物チェックがあったのですから、
未検査の、中身の見えない封書は怪しいものになってしまうのでした。

あぁ・・・
かくして封書ともども、成田を離陸したのでした。


2006.06.29 
出る日にネットでロッキー地方の天気を調べたら、
1週間ずっと晴れ、となっていました。

あぁ、これで母にきれいな湖の色を見せられる!

乗り換えのバンクーバーでは晴れ♪
期待は確信に変わっていきましたが、なんせ山の天気・・・
夕方にロッキー麓のカルガリーに着いたらちょっと曇っていました。

バンフの街を抜け森の中に入って、
ロッキーでのお泊りは、森に囲まれたお城を思わせる「バンフスプリングス」
泊まったお部屋はそれほど広くはありませんでしたが、
古い大学のような、図書館のような、
がっしりとした石造りの外観、温かみがあります。


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カナダは日本よりかなり北に位置しているので、
また、夏至の頃なので、今は日が長く、
10時を過ぎてやっと薄暗くなり始めます。
まだ明るいうちの夕食、夕食の後のでやっとライトアップされ、
おもちゃの家のような写真が撮れました。
これでもまだ午後10時。


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2006.06.28 
さて翌日の湖や氷河巡りの日は・・・残念ながら晴れたり曇ったりの、
微妙な一日になってしまいました。

カナダはこんなに広いのに人口は3000万人程で、
更に、湖が3000万個もあるそうです。
一人にひとつの湖かぁ・・・いいなぁ♪

カナディアンロッキーには
バンフ国立公園、ヨーホー国立公園、ジャスパー国立公園と隣接しており、
ツアーの多くではそれらの公園を巡って美しい自然を楽しみます。
バンフから入ってジャスパーまで北上しながらあちこちに立ち寄るコースが多いようです。

深い森の奥に宝石のような湖が眠っている写真を見かけますが、
本当にまさしくその通り、がちゃがちゃカメラでへたくそに撮っても、
カレンダーのように写るくらいですから、
本物はそれはそれは美しいのです。

氷河が山を削ったときに出る石の粉が湖に堆積し、水中を浮遊し、光に反射して、
ターコイズブルー、緑がかった青、乳青色、深い緑色、淡い緑色と、
時間により、お天気により、季節により、湖面の色は変わります。


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                 今回 曇り


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                 前回 晴れ


真っ青な湖面に背後の雪をいただくテンピークスがきれいに映えるモレーン湖。
上が今回のもの。下は前回の快晴の時。






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                   今回 曇り


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                   前回 晴れ


そして、ビクトリア氷河の落とし子といわれるレイクルイーズ。
雲がかかっていたらいたで、また別の表情が見られました。



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ちょうど晴れ間が見えたペイトー湖。
高台からの眺めが湖面の青さを引き立てます。


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また、国立公園内を巡るので、たまに野生の動物達にも出会います。
モレーン湖を上から見るために上る岩山では「ピカ」というナキウサギやリス、
バスで走る道路の脇にはタンポポを食べる熊に出会いました。

バンフからアサバスカ氷河まで、アイスフィールドハイウェイを走りながら、
車中、色々な表情を見せる山の説明を聞き、
ハーバード湖、ボウ湖、水鳥湖、ボウ川、ペイトー湖、
クロウフット氷河、ウィーピングウォールなどを巡ります。

気の遠くなるような時間をかけて自然が作る壮大なキャンバス。
イタリアでは、古代や中世の人々のおおらかかつ繊細な、
そして純粋な精神に触れた気がしましたが、
ここに来ると、今度は、
人間が作ったどんなものも、
目の前の自然には太刀打ちできるわけがないとも思ってしまいます。

そして、いよいよコロンビア大氷原の裾のアサバスカ氷河へ。


2006.06.27 
氷河というのは、川が凍ったのではなく、文字通り氷の河です。
高く積もった万年雪が、数十メートルの厚さになると自分の重みで圧縮し氷となり、
上の方は更に積雪が増えてまた厚くなり、
ついに持ちこたえられなくなってずりずりと下方へ流れ出していくものです。

カナダは4回の大きな氷河時代に巨大な氷床が形成され、
氷河として流れ出し、流れていく過程で周囲やその下の岩を削り出し、
このロッキーの山々や谷が作り出されたと言います。

川が凍ったなら想像がつきますが、
氷が流れるということがリアルには思えないでいましたが、
写真を見れば、本当、今にも流れてきそうです。
いや、本当にいまも遅々としてですが流れているのです。 


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山々の肌に見える横の筋は、恐竜が埋まっている地層の筋かと思ったら、
氷河が通った跡なのだそうです。
標高2800メートルくらいが植物生息の限界線で、
その上は岩肌がむき出しになっており、一段と険しさがあります。

カナディアンロッキーツアーのたいていの目玉は、
この地の最大の氷原、コロンビア大氷原から流れ出る、
アサバスカ氷河の観光でしょう。
朝バンフを出て周りの湖を巡り、午後にアサバスカ氷河に到着。
大きな雪上車に乗り換えて氷河の真ん中へ。
人間せんせいの身長が2メートル50センチありますから(うそうそ)
かなり大きなタイヤだということがわかります。


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殆どは凍っている河ですが、
ところどころ氷が薄くなっているところでは、
その下の溶け水の流れを見ることもできます。
それは、青く透き通ったきれいな流れです。
空のボトルを持参して氷河の溶け水汲んで行く人がたくさんいました。
なんでも、若返りの水なのだとか・・・?

昔父が訪れたときにはお酒の規制が甘く、
この溶け水でウィスキーを割って飲んだらとてもおいしかったそうで、
今回もこっそりとウィスキーのミニボトルを持参していましたが、
現在のカナダでは、人の見えるところや公共の場所での飲酒は禁じられており、
お酒の瓶を人の目に触れさせることさえも罰金になるそうで、
父も泣く泣く諦めました。

あちこちに氷の裂け目のクレバスがあるので、
どこまでも自由に歩いていけるというわけではなく、
ポールで区切られた内側を歩きます。
前回行った時よりも区切られた内側が狭くなっていたのは、
地球温暖化の影響で年々氷河が後退し、
安全に歩ける場所が狭くなってきているからでしょう。

何年にはここまで氷河があった、何年の時にはここ、というように、
いくつか以前の氷河の位置が標識に記されていました。
毎年毎年後退しています。
この大きな氷原、氷河でさえこうなのですから、
他の数多くの氷河では消滅したものもあるでしょう。


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暑いも寒いも、生き物としての人間の営みも自然の一部ですから、
現在、こうやって人間が地球環境を壊しつつ自らをも壊しつつあるのも、
かつて地球に君臨した恐竜が絶滅に向かっていったのを、
今、つまり当時からすると未来から見るのと同じで、
それもこれもみんな含めた、母地球の一生の中のひとつなのかもしれません。

気の遠くなるような歳月を経て、
意図したわけでもなく当たり前に形作られたゆえに、
こんなにも美しく壮大で畏れ多く、
人間の作った何ものも敵うわけがないと思い知らされ、
人間は絶滅した恐竜と同じくらいおバカさんなのかどうか、問われている気がします。




2006.06.25 
カナダには美しいところはいっぱいあると思うのですが、
グループツアーで訪れるときには、たいてい、
西のロッキーと東のナイアガラがメインになることが多いようです。
今回は1週間という短いツアーだったので、
ロッキーに2泊した翌日はもう東への移動日となりました。

そしてナイアガラを眼下に見下ろす32階のお部屋から、
まずカナダ滝とご対面。


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五大湖のエリー湖から、
一番南に当たるオンタリオ湖へ流れる途中にナイアガラの滝があります。
ここはアメリカとカナダの国境に当たるため、
アメリカ側にあるのがアメリカ滝、カナダ側がカナダ滝というわけです。

ここではタワーや高層ホテルのレストランで上から滝を見下ろす、
遊覧船に乗って滝つぼの近くまで行って下から滝を見上げる、
そして、滝のふちからすぐそこで落ちる滝を間近に見る、というように、
3つの視点から大きな滝を堪能できます。
まず、大きな大きな川の幅に驚き、
そして、こんなに大きな滝の落ちるすぐふちを見るなんて日本ではないので、
大量の水がどぉっと流れる落ちるさまは、まさに圧巻であります。


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日が長いことが幸いし、夕飯を食べた後にもぶらぶらと散歩に出られます。
前回来た時には昼間の観光だけで夜のナイアガラは初めてだったので、
ライトアップされた幻想的な滝を、母とゆっくりと眺めました。

え・・・父は・・・?

隣りのホテルにカジノがあり、
もったいないことに、夕食後いそいそと出かけてしまいました。
結果は・・・750ドルの儲け♪
夜の滝を見なくても彼にはもったいなくなかったか!?

2006.06.24 
ガイドさんの話によると、
ナイアガラの滝は世界一マイナスイオンを発するところなのだそうです。

おぉ~、ほっぺをいたわり、また喝を入れ、
重力に逆らって何とかならんものかと、
虚しい努力を重ねている人間せんせいにとっては、
この地にたった2日といわず、ずっと住み着いてしまいたいくらいです。

いいだろうなぁ・・・
朝のお散歩には毎日滝を見に来て、
マイナスイオンをたっぷり浴びて、
ほっぺぷりぷり、心いきいき♪

さて、翌日は遊覧船に乗って滝つぼに迫ります。
世界一のマイナスイオンを発するのですから、その飛沫ときたら半端じゃなく、
滝のふちの公園にいても風の向きによってはびしょ濡れになります。

当然、船に乗るときには合羽を着ることになり、
前回は使いまわしの、臭そうなビニール合羽でしたが、
時代は変わり、今は使い捨ての薄手のポンチョタイプ。
みんなお揃いで着込み、ぞろぞろと乗船します。


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流れ落ちる水の量からいって、
カナダ滝よりおとなしい様子のアメリカ滝でさえ、
さすがに近くまで行くと、怒涛の勢いで落ちているのがわかります。
端っこに小さく写っている人の影の小さいこと!


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うごごごごごご!!
どどどどどどど!!
うだだうだだだうだだだ!!

水しぶきも半端じゃありません。
ポンチョは風でめくれ上がり、船の中は水浸し。
写真を撮りながら、カメラに水がかからないように、
自分も水浸しにならないように、
だけどもマイナスイオンはたっぷり浴びるように、
顔を背けたり、ほっぺを突き出したり、深呼吸をしたり、
それでいて、しっかり滝も見なくっちゃ。

滝つぼにはたくさんの鳥が舞っており、
滝に落ちて気絶した魚を狙っているのだそうです。

では、ここで、みなさんにも、
世界一のマイナスイオンの恩恵を差し上げましょう。

その気になって、さぁ、深呼吸♪


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ところで、下から3番目の写真の右の旗が立っている土手、
ここが滝の落ちるふちを見たところです。
ね、あんな近くから滝のおちるところを見るなんてことはないでしょ。

2006.06.23 
人にとって何が幸せなのかということは、それぞれで違うでしょうが、 
いつまでも健康で兄弟や家族と仲良く暮らせるというのも、 
間違いなく幸せのひとつでしょう。 
 
母方の兄弟はみんな、連れあいは亡くなりましたが、本人達はいたって元気で、 
毎日が日曜日になってから、年に何度か誘い合って出かけます。 
イタリアは、父は何度か、母も2度目、叔父叔母や人間せんせいにとっては初めてでした。 
 
人間せんせいの仕事柄、誰かが代わってくれるというものではないので、 
休む日にちの分の授業やレッスンは、振り替えでぎっしり詰め込まれ、 
いつものことながら、機内で寝ればいいやと前夜までばたばた。 
そしていつもながら、機内で快適に寝られるというわけではないのです。 
 
ヨーロッパは初めてなので、今回は海の上を飛ぶのではなくシベリア上空です。 
窓の外を楽しみにしていましたが、悲しいかなツアー旅行、 
窓側の席は往きも帰りも当たりませんでした。 
機内にある、飛行ルートの現在地の表示を見ながら、 
今頃は北欧上空、あぁ今はスイスかなぁ・・と、窓側で寝ている人を恨めしく思いました。 
 
ジャンボ機の真ん中の6列だか8列だかの席は、感動も何にもない席で、 
自分が飛行機に乗っていることさえも感じません。 
飛行機に乗っているというのは、窓の外、飛んでいるのを見て初めて感じるのです。 
 
さて、おもしろくも何ともない席にて14時間。 
これは拷問に近いものです。 
そして、ドイツ大手「ルルルルルル社」の飛行機は、 
座席に座っているだけで肩や首が猛烈に凝るという不思議なもので、 
人間せんせいは、しばし本を読んでは首をかくかく、ついでに顔も「アィ~ン」 
また少し読んでは「ひげダンス」の上半身ダンス、 
みんなが寝てしまってからは、通路にて全身「ひげダンス」と、 
身体の凝りと戦うのに必死の思いでした。 
 
遠いっ!! 
 
朝5時に起きて10時のフライトでした。 
それから延々、日本時間のままの時計の針は、 
夜の10時を過ぎて夜中の1時まで回りました。 
その間ずっと座りっぱなしで、飲んで喰って、 
うたた寝して本を読んで・・・ようやく乗り換えのフランクフルト空港。 
 
あぁ、もういい。 
もう飛行機は結構です。 
私をこのままドイツで降ろしてちょうだいっと何度ものど元まで出かかりました。 
 
それから待つこと2時間。 
やっとユーロ国内線に乗り換えてイタリア入り。 
最初に着いたのはミラノでした。 
 
信じられないことに、ホテルに着いたらもう寝る時間。 
この日は起きてから飛行機にしか乗っていません。 
理不尽な一日となりました。 
だから、旅行は近いところに限ると長年思っていたのでしたが・・・。 
 
 
 
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ミラノ大聖堂


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2005.12.09